ベテランだから安心という誤解。

投資物件ですと、同じ敷地に複数棟建っていてオーナーが全部違う場合もよくあります。

弊社でお預かりしている物件でも、同一敷地に3件アパートが建っていて、そのうち1棟は弊社がオーナー様からお預かりしていて、他2棟は管理会社の下請けが作業しているところがあります。

 

依頼を頂いてから5年ほど経過するのですが、他社の2棟では敷地のはじっこが草ボーボーで、自然発生の木が生えてきてしまっています。

インターホンなどにホコリが乗っていないので、清掃は定期的に入っている様子なのですが、なぜこんなになってしまうのか不思議です。

 

先日、その物件で作業をしていたら、清掃員らしき人物が隣のアパートで作業をしていました。同業者なので、挨拶だけでもと声をかけたところ、「私はこの道30年。アパート専門でやってます。」とのこと。しかも、「こちらの物件は月に4回(週1回)で来ている。」というのです。

 

私は月に2回だけど、敷地内には、草1本生えていない。この差はなんなんだろうと思ってしまった。1回にかける作業にかける時間も、私の方が短いくらいでした。

ようは、やる場所とやらない場所が明確に分かれてしまっている。ということだと思う。

敷地のはじっこの草は、清掃の範囲外だ。ということなんだと思います。

意味もなくキレイな場所や見えない場所を毎回拭いたりして、一番目立つ汚れの酷い場所を

作業範囲外と決めつけて手を付けない一番最悪なパターンです。

 

とはいえ、一度リセットしてしまえば、毎週来ているわけだし、大した作業でもない。それに除草剤だってあるのだから、作業の必要すらない。今からだって改善するのは難しい事ではないです。少しづつやっても2か月もあれば8回に分けて作業出来るわけですし・・・。

 

どちらの業者に頼みたいと思いますか?